60年代、音楽の世界に一大革命をもたらしたMOOGシンセサイザーの生みの親、ボブ・モーグ(Robert A.Moog)博士が去る8/21、脳腫瘍により逝去されました。
享年71歳だそうです。
MOOGシンセサイザーの歴史は1964年の第1号機に始まり、67年、The Monkeesのアルバム「
Pisces Aquarius Capricorn & Jones Ltd
」の"Daily Nightly"、"Star Collector"でポピュラー音楽では世界で初めてMOOGシンセサイザーが使用されます。
翌68年、J.S.バッハの作品をワルター(現ウェンディ)・カーロスがMOOG IIIで演奏録音した「
Switched-On Bach
」が発表され、これが世界に知れ渡る切っ掛けとなり、また、これまで再三紹介しているEL&Pのキーボーディスト、キース・エマーソンのド派手なステージ・パフォーマンスによってMOOGシンセサイザーという楽器の存在が広く世に知らしめられることになります。
今日あるシンセサイザーの基本概念を築き上げたモーグ博士の功績を讚え、博士の半生を追ったドキュメンタリー映画「
MOOG
」が作られてまだ間もないこの時期に、この訃報は非常に残念でなりません。
モーグ博士のご冥福を祈ります(-人-)