先日紹介した「展覧会の絵」は、その前作「タルカス」と同じ
William Neal氏によるもの。
EL&Pのアルバムカバーデザインは基本的に毎回違ったデザイナーに依頼していたようで、連続して担当するケースは珍しかったようなのですが、実は彼はグレッグの友人で、キースからも案外気に入られていたようです。
「タルカス」レコーディングの際に、ちょっと面白い逸話があるので紹介しておきましょう。
実は「タルカス(Tarkus)」という名前はレコーディング終了時にはまだ付けられておらず、1曲目の大作「Tarkus」とは、あくまで"架空の怪物"を題材に作られた曲でした。
それをWilliam Neal氏に聴かせて描かせたものがあのジャケットカバーの絵の"アルマジロ・タンク"だったのですが、それに名前を付けようという話になり、辞書や神話などをいろいろ調べてみたもののなかなか良いものが見つからず、ある晩、キースが車で帰宅途中にふと思いついた名前が"タルカス"だったそうな。
実はこの”タルカス”には物語があるのですが、ジャケットのインナー部分に大ざっぱながらにも描かれていたりします。
この物語が先に構想があったものか後に付けられたものかは不明ですが、タルカスはマンティコア(サソリの尾を持った人面ライオン)よりも強い最強の破壊神(?)という設定のようです。

↑アルマジロ・タンク(?)